|
先日も書いたのですが、今年に限っては
忘れられない年になりそうです。
当店を担当しているメーカー、エージェントさんは
ビールメーカーなどをも含めると相当な人数になるのですが
今年に限っては、縁が深い人ばかりが去って行きます。
今日は私がこの業界に入って以来旧知の担当
日本リカーのK氏が来月で退社するとのことで挨拶に見えました。
東京で彼の親族のお店を手伝うとのこと、
頑張ってお金持ちになりたいと仰るので
こちらとしては「是非頑張って下さいね」と送り出すしかありません。
日本リカーは現在メルシャンの子会社であり
そのメルシャンも、この7月から完全子会社になります。
日本リカーという会社の存亡もなくなりはしないでしょうが
いまだはっきりとしてません。
彼としては数年前から考えていた事のようですが
親会社の動向が彼の方を押したことも間違いないでしょう。
それにしても、また名物が一人去ります。
話題は変わるのですが
不思議というより違和感を感じたことがあります。
4月からシャンパーニュのローラン・ペリエの販売権が
サントリーに代わりますが、それについて卸からの
値段が出てきました。
違和感を覚えたのはその値付けです。
Brut“L-P"はフルボトルとハーフボトルは
現行取扱のジェローボームより少し安めに設定しているのに
スタンダード品以外のアイテムは軒並み大幅アップ
ノン・ヴィンテージのロゼは15%、
看板アイテムであるウルトラ・ブリュットはなんと25%アップです。
スタンダード品で利益が取れないところを、
この辺で利益を上乗せて調整しているのはミエミエですね。
ローラン・ペリエはプレステージブランドなだけに
ここまでやらないと、今まで売っていたマムに値段が併せられなんですね。
安シャンパンという言い方は少し酷いかもしれませんが
そういった宴会用メゾンシャンパーニュと
ローラン・ペリエが同じ売られ方をするかと思うとちょっとつらいですね。
|
|