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もう一週間ほど前のお話なのですが、
サントリーさんの九州熊本工場に見学へ行きました。
この工場では、
「プレミアムモルツ」「モルツ」「清涼飲料」などを生産しています。
アルコール・ノンアルコールを問わず、
飲み物を造る上で最も重要なのは、「お水」だそうです。
(当然のことですが…)
その「お水」は、南阿蘇の外輪山系で降った雨が
何年、何十年と掛け、地層という天然のフィルターを通り、
天然水となっているのです。
ビールで言うと約90%が水。
この水がビールの味を左右するようで、
熊本の地に工場が作られた事も納得できます。
そんな全国へ誇っていい「天然水」で造られたビール類、清涼飲料などは
九州一円、中国地方の一部へと出荷されています。
本日は、ビールの製造工程云々は省きまして、
「お水」に着目していきたいと思います。
熊本で生まれ育ち、熊本のお水が美味しいというのは
判っているのですが、近年水道水を飲む事は
少なくなったように思います。(私はですが…)
今の学生さんでも、部活なんかの後に
水道の蛇口を上に向けて、ガブガブ飲んだりしてるんでしょうか??
高校時代、うさぎ飛びが素晴しいという
時代錯誤な部活をしていたもので、
屋外のトイレに逃げ込み、手を洗う「回らない蛇口」で
水を飲んでました。(よく飲めていたと感心します。)
この十数年の間にも、水道水では無く、
ペットボトルのお水を飲むという習慣が身に付きつつあります。
都会の方であれば、尚更でしょう。
温暖化、異常気象など
環境破壊という言葉を実感できる時代になっております。
水質の汚染もその一例でしょう。
サントリーさんでも、環境を保護しようと
様々な取り組みをされている事が
今回の見学にてよくわかりました。
ずっと続けて行って欲しいものです。
最近話題の、製紙業界の逆方向への「偽装」。
品質を維持するため、
逆に、古紙の割合を表示より低くする。
そんなことはあって欲しくないものです。
最後になりましたが、
サントリーさん、ご協力ありがとうございました。
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