新規投稿 ┃ツリー表示 ┃スレッド表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定 ┃TOP  
185 / 353 ツリー ←次へ | 前へ→

【179】格付けシャトーでした。 バッカス松お 07/4/23(月) 22:56

【179】格付けシャトーでした。
 バッカス松お  - 07/4/23(月) 22:56 -

引用なし
パスワード
   もう既にご存知の方も多いと思いますが
ペサック=レオニャンのCh.ラ・トゥール・オー・ブリオンが
2006年から生産されなくなりました。
この酒道でアップするのに間を空けたのは、シャトーから
オフィシャルなコメントが出てくるのを待っていた為ですが
暫く情報が出てくる気配が無いので、今日に至りました。

ラ・トゥール・オー・ブリオンは現在こそ
ラ・ミッション・オー・ブリオンの“セカンド・ラベル”のような存在で
シャペル・ド・ラ・ミッションとの境界の曖昧さから
今回廃止に至ったと推測されます。

しかし、前のオーナーであるウォルトナー時代は
格落ち品という造りのものではなく、プレスワインを多く加えて造られた、
(二次的なワインであったかもしれませんが)
むしろ別キュヴェとして捉えるべきワインでした。
ラ・ミッション・オー・ブリオンとは二卵性の双子のようなワインで
ヴィンテージの特長によっては、ラ・ミッション・オー・ブリオンと
遜色の無い偉大なワインが生産された年も少なくなく
そのため、前オーナー時代に生産されたワインは
際立ったお買い得品であったため、もう市場で目にする事はありません。
事実私も1983年以前のラ・トゥール・オー・ブリオンのストックは
海外のネゴシアン在庫でもここ10年以上見たことがありません。

現在のディロン体制になってからは、オー・ブリオンとラ・ミッションとの
二大看板の影に隠れてしまっていつかこうなるのではないかとも
思われましたが、ペサック=レオニャン公式格付けシャトーなので
“まさか”と思っていました。

格付けを廃して、セカンド・ラベルに葡萄をまわす、というのは
なんだか納得いきませんね。
できればかつてのように、もっと盛り立てて優れたワインとして
もう一度確立してい頂きたかった、残念ですね。

※昔読んだ資料で、ラ・ミッション・オー・ブリオンのラグジュアリー・キュヴェが
1940年代の後半のごく短い時期に造られていたようです。
長い間探していますが、なかなか出てきませんね。
写真で良いから一度拝んでみたいものです・・・出てこないでしょうね。
472 hits
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Win98; ja; rv:1.8.1.3) Gecko/20070309 Firefox/2.0.0.3@53.111.215.220.ap.yournet.ne.jp>

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃スレッド表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定 ┃TOP  
185 / 353 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:   
32,733
(SS)C-BOARD v3.8 is Free