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ニュースによると、フランスではここ数日の間に
アルザスやコート･ロティなどの重要な生産地で
雹害にみまわれたと伝えています。
この時期に雹害にみまわれると生産量を含め
樹にも重大なダメージを与えかねません。
収穫物の良し悪しはこれからの天候、生育次第ですが
あまり見通しは明るくありません。
本日の夕刊が伝えています。
「南欧に熱波 10人超死亡」とのタイトルがついた記事で
25日には南ヨーロッパを中心に40℃を越え
なんとシチリアでは46℃に達したといいます。
この暑さのため、各地で支社も出ている模様で
業務停止に追い込まれている事業所もある模様。
クーラーの販売数量は、記憶に新しい2003年を上回るであろうと
観測されています。
ワインにとって暑い夏は歓迎できますが
あまりに暑いと酸が早く失われ、糖とタンニンが増えすぎて
しまう為早く収穫しなければなりません。
葡萄本来の持つ風味は結実から徐々に増えていくので
早い収穫は、どんなに完熟した健康な葡萄であっても
風味の少ない物となってしまうそうです。
2003年のブルゴーニュはその典型的なものなので
今年がそうなりはしないか心配ですね。
しかし40℃オーバーは耐えられませんね。
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