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今年もボルドーでヴィネクスポが行われますが
それに先立ち、International Wine and Spirit Record社がによる
市場調査が､ヴィネクスポ(Vinexpo)より発表されました。
それによると､一番気になるのがアジアの市場ですが
中国のワイン消費量の増加は驚異的で、2005年の(恐らく消費量は)410万hlで、
世界のトップ10の仲間入りを果たした模様。
今後2010年までにさらに約36%増加し、558万hlになるとと見込まれています。
金額ベースでは、16億5,500万ドル(約2,000億円)となり
2001年からの10年間でほぼ倍近くなると予想されています。
しかし現在のところ、アジアの第一の市場は依然として日本で、
2005年で26億ドル1千万ドル(約3,100億円)、
2010年には2.5%伸びて26億8千万ドル(約3,200億円)となる見込みだそうです。
最近は､生産者も輸出業者もヴィネクスポを中国で開くなど
大陸向けの活動が熱心で､わが日本はおざなりにされているような
気がしてなりませんが､まだまだ捨てたものではないのですね。
果たして中国の場合は､嘗ての日本がそうであったように
一部のボルドーやブルゴーニュのグラン･ヴァンが
多く扱われている場合が多いと思われ
そのあたりのアイテムの異常な高騰を呼んでいることは間違いないと思います。
さて同じリポートで気になる記事がありました。
−以下のとおり−
全世界のスピリッツ類の市場は2001年から2010年の10年間で約12%増加し、
1,800億ドル(約22兆円)、数量では23億ケース(1ケース9リットル入り)となる
見込みであるという。
2005年に初めて、アジアでの消費が10億ケースを突破した。
ワインと同じく、最も伸びるのはアメリカで2005年から2010年の間に
10%増となる見込みである。
製品別では、ウォッカが全世界でもシェアが大きく、次にブランデーが続く。
フランスは世界トップのウィスキーの消費国(1,130万ケース)で、
ウォッカでは世界4位の消費国(150万ケース)である。
はい､ウイスキーの消費世界一（というよりも輸入量ですかね？）はフランスです｡
いままで日本のほうが断然多いと思い込んでいたんですが・・・。
しかし国民性でしょうか？よくアルコールを消費する国ですね。
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