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今日の夕方輸入元さんから
「ヌーヴォーの予約締め切り今日なんですが・・・」
忘れとった!
予め数は決めていたのですぐにFAXしました。
FAXしながら「そういえば、収穫はそろそろ終わりかな?」と思うと
(毎年同じことを思わされるのですが)
「出来、不出来の判らないワインを注文しなくちゃいけないなんてなんだか理不尽」
という思いが湧き出してきました。
季節商品だけに、ワインの出来不出来を確認できないのは当然ですが
踊らされているんだな、という気持ちは拭いきれません。
さて、近年急激に市場規模を広げているブリックスの国々では
ヌーヴォーはどのように捉えられているんでしょう?
市場として完成されている日本では、いまやそれほどの盛り上がりを
見せなくはなりましたが、これから市場を更に広げていかなければならない
それらの国々では、ヌーヴォーのように「普段ワインを飲まない人達」が
ワインに触れる機会を持たないとなかなか広がならないと思うのですが・・・
如何なものでしょう?
しかし、日本のワイン市場の広がりにおいて
「ボージョレ・ヌーヴォー解禁!!」というイベントは
大きな役割を果たしてきましたね。
20年余り前、ワインといえば「ドイツの白から」が基本で
「赤ワインなんて(とんでもないこと)」という声がよく聞かれました、
事実当時のワインの入門書は最初にドイツワインでボルドーやブルゴーニュは
最後にトライするべく書いてあるものばかりでした。
その後1989年のヌーヴォー大ブームでかなりの人が
赤ワインに触れ90年代以降のワイン市場発展の先鞭となったと思います。
今では「ボージョレなんて」と思う方も覆いと思いますが
赤ワインを覚えた頃を思い出しながら、ヌーヴォーに触れてみるのも
楽しんでみるのも面白いんじゃないでしょうか。
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