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昨日、原爆投下について「仕方がなかった」と
仰られた方がいらっしゃいました。
私は右にも左にも寄っていませんので
過去の戦争について、どのような手段が
「どこの国にも影響が少ない最善の方法」があったかなんて
書くつもりは有りません。
戦争の悲惨さは勿論なのですが
核兵器の使用によってもたらせられる
自然環境への影響を考えると、やはり使われるべきでは
ないと思うのです。
1986年はボルドーのワインにとっては素晴らしいヴィンテージで
収穫直後から期待されていました。
ところがその年は“チェルノブイリ”の事故あった年で
心無い人達が「造られたワインも汚染されているに違いない」などど
噂し合い、80年代のほかのヴィンテージに比べると
偉大なヴィンテージにも関わらず人気がいまひとつでした。
今ではそんなことを言い出す人も稀になりましたが
実際あの原発に近い地域では、今でも深刻な影響が残っているともいいます。
ビオデイナミとはいいませんが、ふつうに安心して口に入れられる。
食品とはそういうものであるべきで
それが冒されてはいけないと思います。
なんだかジエチレンが話題にもなっていますが
そんなおかしなものが出回り始めると心配です。
いろんな理由で“禁じ手”を使うんでしょうが
最終的には、誰も買わなくなって首が絞まってくるのは
作った本人達なんですよ、判ってないだね。
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