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オレンジジュースが値上がりしています。
洋酒・ワインの例にあるような為替の悪化(対輸入品)に依るものではなく
日本が最も依存しているブラジルにおいて
オレンジの栽培から、バイオバイオエタノール原料となる
サトウキビへの転作が急増しているからだそうです。
長い間ジュールの値段は、グレープフルーツジュース>オレンジジュース
でしたが、春先の値上げで流通価格に差が生じていて
グレープフルーツジュース<オレンジジュース になっています。
当店ではオレンジジュースの方が高くなることには
抵抗がありますので、グレープフルーツ・ジュースと同じ値段で
売ることにしています。
かたやドイツでは、原料の大麦価格が高騰しており、
ビールの値上げに踏み切る動きが出ているそうです。
口に入れるものを差し置いて、燃料を生産するのが悪いとは言いませんが
生態系や環境の為とはいえ食料品が高くなるのはいかなるものでしょう?
いまは柑橘と麦などですが、居間に大きく広がらなければ良いのですが。
しかし、日本国内の休耕田を持っている農家にとっては朗報かもしれません。
何かしら作物を作り出す事によってバイオバイオエタノールの
原料にできるかもしれませんからね。
サトウキビは無理でもとうもろこしやビーツなら栽培できる、
という場所は少なくないでしょう。
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