|
レミー・コアントロー・グループが2009年3月30日付けで、
マキシアム(販売合弁会社)からの離脱を発表しました。
マキシアムは1999年にジム・ビームを保有するビーム・グローバル・スピリッツ&ワインと
フェイマス・グラウスを保有するエドリントン、アブソリュートなどと4社で
協同販売網を構築する会社としてスタートしました。
独立することで、アジア市場などで独自の販売網が可能となりますが、
これから広がりゆくアジアの市場をにらんで、自ら舵をとりたいのが本音と思われます。
もともとレミー・コアントロー・グループは、レミー・マルタンとコアントローという
大ブランドを抱える上に、今は手放しましたがクリュッグなども所有していた
名門中の名門である貴族とでは、他のメンバーにとっても肌が合わず
企業体質が違っていたのかもしれませんね。
マキシアムは現在、アサヒ・ビールが販売を一手に引き受けていますが
2009年以降、またどこかへ動くのかも知れませんね。
日本では販売会社が大合併を繰り返しており、逆に総合ブランドにとっては
狭き門になりつつあるようで、宙に浮いてしまわなければ良いのですが・・・。
そういえば、酒とは関係がないのですが、今日は水産加工品でお馴染みの
最大手マルハグループ本社と業界3位のニチロの合併が
発表されていましたね。
個人的には、また素晴らしいプレステージ・シャンパンを造りだす
シャルル・エイドシックが日本で再発売されるのを期待していますが。
そういえばマッカランもマキシアムなんですよね。
なぜこれだけサントリーなんでしょうね〜?
|
|