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本日、フランスに本社のあるペルノリカール社が
アリッシュウイスキーの代表格である
「ジェームソン」の価格を引き上げると発表致しました。
ここ数ヶ月以内に、ヨーロッパ市場で価格引き上げが行われ
その波が日本へやってくるのも、そう遠くないでしょう。
今月号で、数種のウイスキーの値上げをさせて頂いておりますが、
その様なご案内が、来年も続いていくと推測されます。
毎月の月刊誌の紙面を値上げのご案内ばかりが占める
なんて事もあり得ないとは言い切れない状況です。
原材料のコストの上昇、ブランドイメージの是正、
日本へ輸出される場合には、輸送コスト(原油価格の上昇)など
様々な要因があるとは思います。
値上げしか道が無いのも判ります。
どうか最小限の値上げ幅に抑えてくれる事を
祈るばかりです。
ただ、ブランドイメージの是正(高級ブランドとしての地位の確立など)
だけには納得が行きません。
値上げ＝顧客離れ という図式は容易に推測されます。
それも含めて、よしという決定がなされたんでしょう。
ごく一部の方々の判断だとは思いますが…
ウイスキー流通に携わる大半の人々が頭を抱えている事でしょう。
いい打開策を模索して行きたいです。
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