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最近高名な醸造家が「ロシアの消費者のワインに対する情熱は
既に確立した市場となっているアメリカ、
いまや重要で洗練した市場に成長した日本と変わりなく
近いうちに、ワインに対する味覚と知識の面で追いつくに違いない」と語っています。
ここ半年ほどを振り返ってみても
キーワードでワインの情報を探ろうと検索をかけると
ロシアを含め東欧と思われる、ネットショップやブログに
行き当たる事が多くなりました。
日本のように楽天やYAHOOにある共通のレイアウトになっていないので
ホームページはかなり個性的に作られていて
そのの画面の出来の良さにも舌を巻きますが
何よりその品揃えの広さには驚かされます。
ボルドーは勿論、イタリアのカルトっぽいものがずらりと
売られているショップもあります。
日本では正規ルートが確立していないアイテムも
売られていて、ある意味日本より進んでいるのかもしれません。
それらのショップを見ていると明らかに日本のショップと違いが
あることに気がつきました。
日本の場合、楽天やYAHOOの共通のレイアウトになっているおかげで
それらに貼られているリンクやバナーがうるさく感じられ、また見難くなっています。
寄れば大樹の陰かもしれませんが、まったく絡み(リンク・バナー)のない
シンプルに自社の取扱品だけを紹介しているネットショップは
好感が持てます、品があるように思います。
振り返ってみるとわが日本のネットショップは、いつの間にか
ただ“シャウト”だけしているアメリカのテレビ・コマーシャルに
似てきているような気がします。
当店はメジャーなネットショップ・グループには
参加していませんが、将来を考えるとなかなか難しいですね。
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