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中国のフランスワイン輸入量が、日本のそれを追い抜いたそうです。
近年は“デキャンター”の中国語版などが発売されたりなどして
“中国語圏”の国々のワイン消費量の伸びは十分にかんじていましたが
こうもあっさり抜かれると、日本の市場は置き去りにされるのではないかと
不安を感じざるを得ません。
実際この件に関して、中国を訪れているフランスのドミニク・ビュスロ農業相が
中国の市場に大きな期待を持っていると述べたそうで、その中で
中国が日本を抜いてフランス最大の“お客さん”になっていると
わざわざ言っているのです。
中国へ言った事のない私には、中国のワイン市場が
どのような広がりを見せているのかは判りませんが
上海など経済が急速に進歩している地域に働く人は
日本人と差のないどころか、それ以上の収入を得ている人が
たくさんいて、余裕のある生活を送っているとのこと。
数年後には日本のワイン消費量どころかその数倍に・・・
なんて日も決して絵空事ではないかもしれません。
その頃日本のワイン市場は世界から置き去りにされていないといいのですが。
日本はアジアでもワインの教育・普及活動に最も力を入れているところ。
ワイン文化でアジアをリードしていたいものですね。
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